【開催レポート】第9回:推し和紅茶を見つける会

最終回となる「夜の和紅茶サロン」では、様々な品種の和紅茶をじっくりワイワイ飲み比べました。 ただ「飲み比べて終わり」ではなく、品種のこと、季節のこと、お茶にまつわるちいさな物語も交えながら、和紅茶をディープに楽しむ夜会となりました。

和紅茶の飲み比べ

武蔵小山イロドリアカデミー

春の気配が少しずつ感じられる頃に開催した、夜の和紅茶サロン。
最終回は、「推し和紅茶を見つける」をテーマに開催しました。

和紅茶に出会える場所が少しずつ増え、イベントやカフェでも、さまざまなお茶を楽しめるようになってきた今。気軽に和紅茶を味わえるようになったからこそ、その先にある味や香りの違いが生まれる背景にも目を向けてみたい。


そんな思いから今回は、和紅茶の個性がどのように生まれるのかをたどりながら、その魅力を紐解いていきました。

Featured Tea

今回の試飲ラインアップはこちらです。

―試飲ラインアップ

  • 香駿
    春摘みと夏摘みを淹れ方を変えてご提供しました。同じ品種でも、摘採時期や淹れ方によって、軽やかさ・香りの立ち方・厚みの感じ方が変わることを体感していただきました。
  • いずみ
    花や果実、柑橘を思わせる華やかさが魅力。近年、和紅茶として注目度の高い品種。
  • べにふじ
    どっしりした紅茶系譜の中にありながら、やわらかな口当たりと果実感を楽しめる一杯。
  • いんど
    深みがありながら、重たすぎず、和紅茶らしいやわらかな飲み心地も楽しめる品種です。

ワークショップの概要

3つのポイント

①摘採時期の違い

同じお茶でも、摘む時期が変わると、味わいや香りの印象は変化します。 今回はその違いに注目し、季節によって生まれる個性とその理由を試飲を交えながら詳しくご紹介しました。

②淹れ方による違い

同じ茶葉でも、淹れ方が変わると、引き出される香りや味わいは異なります。 抽出方法の違いによって生まれる表情の変化を感じていただきました。

③品種による違い

品種の系譜を家系図のようにたどりながら、それぞれのお茶がどのようにつながっているのかを見ていきました。 その流れの中で、それぞれの品種にあらわれる個性にもふれていきました。

evening tea time

白ゴマのパウンドケーキとともに、ささやかな夜のティータイムを。

テイスティングの合間には、パウンドケーキをご提供しました。
今回はアッサム系統の少し重めのテイスティングが多かったため、お菓子もしっかりとした味わいのものをご用意しました。

運営より

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
最終回ということもあり、試飲数も多く、いつも以上に「自分はどのタイプが好きか」を探っていただける回になったのではないかと思います。

和紅茶は、ただ「和紅茶」というひとことで括るには、あまりにも個性が豊かです。
摘む季節で変わり、淹れ方で変わり、品種で変わる。さらに、産地の個性や、生産者さんの情熱が重なり合って、唯一無二の味わいが生まれます。
その多彩さこそが、和紅茶のおもしろさだと感じていただけていたら嬉しいです。

品川区の支援をいただきながら開催してきた「夜の和紅茶サロン」は、今回が最後となります。

みなさまからいただくあたたかい声や笑顔に、どれほど励まされてきたかわかりません。
ご参加くださった皆さま、心を寄せてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

和紅茶の魅力は、まだまだ尽きることがありません。
これからも、そんな奥深いおもしろさを、皆さまと一緒に味わっていけたら嬉しく思います。

 

4月は次の準備の時間とし、5月以降は新しいサービスや企画を少しずつスタートしていく予定です。
またどこかで、お茶を囲んでご一緒できることを楽しみにしています。

抽出方法でこんなに味わいが異なるのはびっくりでした。共通の親をもつべにふじ、べにふうきの違いはちょっと自分の想像を超えていました。

お客様の声 #1

やさしく、やわらかく、いつもとても良い時間と感じます。ムダな時間がなく、1時間で完結するのが気軽に参加出来てとても良いです。

お客様の声 #2

多種の飲み比べが印象に残った。色味や品種、味が様々で楽しかった。ていねいでわかりやすかった。

お客様の声 #3
Picture of 水長瑠美

水長瑠美

CUSTOM TEA代表/日本紅茶協会認定ティーインストラクター/食品衛生責任者

Past event reports

Tea Cultivars of Japan

和紅茶ニュースレター

季節の和紅茶やイベント・ワークショップの情報をお届けします。お気軽にご登録ください。

© 2026 All Rights Reserved.