
和紅茶×ワークショップ|東京でつながる取り組みのご案内
和紅茶を育てる茶農家のみなさまへ。
つくる人の想いを、飲む人に届けるワークショップを2025年7月からスタートします。拠点となる場所は、東京・品川区武蔵小山。個性豊かな和紅茶と、飲む人のご縁ををつなぐお手伝いができれば嬉しいです。ぜひお気軽にお声かけください。
カスタムティー » お茶を学ぶ » 和紅茶の産地と茶農園 » 蛍の舞う茶畑から― 宮崎県新富町の茶農家「もりもっ茶」のストーリー
― 宮崎県新富町の茶農家「もりもっ茶」のストーリー
宮崎県・新富町にある豊緑園「もりもっ茶」。現社長で三代目となる茶園は、地域に根ざした長い歴史をもっています。
代々大切にしてきた「蛍の舞う茶畑」をはじめ、茶畑にはそれぞれ名前と物語があり、畑ごとに異なる光や風、草花や虫たちとの関わりが息づいています。
お客様を茶畑にお招きすると「こんな草も、あんな草もあるんですね!」と驚かれるほど。日々の草取りや虫取りは想像以上に大変ですが、それでもスタッフは口をそろえて茶畑を「宝物」と表現します。
どんなに暑くても、作業が大変な日も、なぜかずっといたくなる心地よさ。虫や動物たちも自然と集まってくる――そんな環境だからこそ、お茶の木も健やかに育っているのだと納得できます。
転機となったのは27年前、放棄されていた茶園を引き継いだことがきっかけでした。肥料を与えなくても元気に育つ茶の木と出会い、「自然の力を活かす」ことを決意したのです。
折しも、当時は有機JAS認証の制度がちょうど始まった頃。グループ認証で仲間と共に有機栽培をスタートして以来、茶園は「お茶を育てる」だけでなく「環境やつながりを育てる」場となっています。
2025年現在、もりもっ茶では8つの品種を手掛けています。そのうち和紅茶として提供しているのは3種類―「やまなみ」、「みなみさやか」、古くからの「在来品種」。
育つ土地や品種ならではの特徴に作り手の情熱と技術を重ね、唯一無二の香りや味わいを生み出します。
お茶づくりや販売だけにとどまらず、カフェやサロン、イベントなどを手掛けるもりもっ茶。「普段あまりお茶を飲まない人が、お茶を好きになる入口をつくる」――そんな場を生み出し続けています。
もりもっ茶で働くスタッフたちは、一ファンとしてお茶に惹きこまれ、この場所に関わるようになった人ばかり。つくり手に近い存在でありながら、飲み手としての驚きや感動をまっすぐに語ってくれました。
東京で暮らしていたとき、友人からもらったもりもっ茶のティーバッグの煎茶を飲んで、『ティーバッグなのにこんなに美味しいの!?』って驚きました。 今なら、その美味しさがこの茶畑から生まれているんだとよくわかります。みなさんにもぜひ、この味わいと茶畑の心地よさを体験してほしいです。
みどりとすずめ/いづみさん全国のお茶を色々と飲んできましたが、最後に戻ってくるのはやっぱりもりもっ茶。水のようにすっと飲めて、暮らしの中に自然に調和してくれる感じがします。ストレートでももちろん美味しいけれど、フルーツを合わせたときの相性の良さもぜひ体験していただきたいです。
サロン・ド・テ・もりもっ茶/ゆきえさん取材・文
CUSTOM TEA代表/日本紅茶協会認定ティーインストラクター/食品衛生責任者

和紅茶を育てる茶農家のみなさまへ。
つくる人の想いを、飲む人に届けるワークショップを2025年7月からスタートします。拠点となる場所は、東京・品川区武蔵小山。個性豊かな和紅茶と、飲む人のご縁ををつなぐお手伝いができれば嬉しいです。ぜひお気軽にお声かけください。

ストレートティーに必要な材料は、お湯と茶葉だけ。究極にシンプルだからこそ、ごまかしがきかず、温度や蒸らし時間などのちょっとした違いが風味や水色に大きく影響してきます。淹れる技術やコツを抑えておくことで、シチュエーションや気分に応じた最高の一杯をいつでも作ることができます!
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